先日、電話の問い合わせで「ホンダ・ＮＳＲ２５０Ｒとアプリリア・ＲＳ２５０で迷っている。」と言う珍しい相談を受けました。この２台はほとんどの方が指名買いなので、どっちにするか迷っていると言う方はかなり珍しい気がします。スペック的なモノを見て行くと、ＮＳＲ２５０Ｒは４５馬力でＲＳ２５０は７０馬力と言う差がありますが、ＲＳ２５０は輸入車なのでフルパワー仕様と言うだけです。ＮＳＲ２５０Ｒもちょっとイジればすぐに７０馬力に届きますし、２台共チューンすれば９０馬力くらいまでは狙えるのでスペックも似たようなモノです。敢えて違いを述べるとしたら、パーツの供給くらいでしょうか？ＮＳＲ２５０Ｒはホンダ自身がパーツの供給を再開しているので、ちょっとはＲＳ２５０よりもパーツが手に入りやすい気がします。まぁＲＳ２５０もスズキ・ガンマのエンジンを使ったりしていますし、カウル等もレプリカが出回っているのであまり変わりませんかね？完全に個人的な意見ですが、もし私が買うならＲＳ２５０です。理由は「デザインが好き！」と言う、非常に単純な理由です。ＲＳ２５０やＮＳＲ２５０Ｒに限らず２ストロークエンジン車すべてに言える事ですが、今後は程度の良い個体もパーツもどんどん減って行きます。最終的に「もうエンジンが無いから、最新型のエンジンに載せ換えるしか手段が無い。」と言うような日が来てもおかしくありません。そんな時に「２ストじゃないからもういらない。」と言わない自信があるくらいにデザインが好きなので、私はＮＳＲ２５０ＲよりもＲＳ２５０を選ぶのです。ちなみに当店は２５０ｃｃ以下に限らず、大型バイクもエンジンの載せ換えも出来ます。「デザインが好きなんだけど、エンジンとかの耐久性や信頼性に疑問を感じるから違うバイクのエンジンに載せ換えたい。」等の希望がある方は、ぜひお気軽にご相談下さい。

プロライダーですら「２５０ｃｃクラス最強！」と唸る、ヤマハ・ＷＲ２５０シリーズの生産が終了したそうです。オフロードタイプのＷＲ２５０Ｒは７２万１４４０円、モタードタイプのＷＲ２５０Ｘは７５万３８４０円と言う、２５０ｃｃクラスでは最高レベルの金額でしたが内容も最高なバイクでした。ちなみに同じようなコンセプトのホンダ・ＸＲ２５０シリーズは、オフロードタイプのＸＲ２５０で５４万６０００円、モタードタイプのＸＲ２５０モタードで５５万６５００円と２０万円近い差があります！ちなみに他のライバルである、カワサキ・Ｄトラッカーやスズキ・２５０ＳＢ等もＸＲ２５０と同じような５０万円台の価格に設定されていました。スペックを見るとＷＲ２５０は馬力等も１番出ていますが、数字上はそこまでの差はありません。「馬力もそこまで変わらないのに、何でこんなに高いのか？」と言うと、すべてが「拘り過ぎ」なのです。まず、ＷＲ２５０は「レース専用モデルである、ヤマハ・ＷＲ２５０Ｆやヤマハ・ＹＺ２５０Ｆの公道バージョンを造ろう！」と言うコンセプトで始まったそうです。ちなみにＷＲ２５０ＦとＹＺ２５０Ｆは基本的に同じモデルなのですが、ＹＺはモトクロス用でＷＲはエンデューロ用に造られているので、サスペンションのセッティングやエンジン出力の特性等が異なります。ＹＺ２５０Ｆは４２馬力、ＷＲ２５０Ｆは３８馬力と「さすがレース専用モデル！」と言いたくなるようなパワーを誇るのですが、公道仕様のはずのＷＲ２５０ＲとＷＲ２５０Ｘも３１馬力と言うレース専用モデルの７馬力差しかないパワーが出ているのです。しかもマグネシウムヘッドエンジンに鋳造と鍛造のハイブリットなアルミフレーム、アルミ製異形断面形状スイングアームにフルアジャスタブルの本格的なサスペンションと妥協点がまったく無い造りになっています。ちなみにエンジン、フレーム、スイングアームはＷＲ２５０Ｆをベースにしたモノでは無くすべて新設計。「ここまで拘って高価な２５０ｃｃを誰が買うのか？」と社内でも疑問の声があったらしいのですが、「んな事知るか！」と言わんばかりに開発部門が拘り続けて完成したのがＷＲ２５０ＲとＷＲ２５０Ｘなのです。ちなみにこんなアホみたいにコストを無視して拘ったバイクの後続モデルは当然予定されていないそうです。発売当時に「ヤマハが狂った！」とまで言われた拘り尽くしの１台ですので、欲しい方は急がれた方が良いと思います。

ここ数日でカワサキ・ＺＺ－Ｒ２５０の反響が突然増えました。確かに以前から「お手軽価格で高性能な１台。」と、ＺＺ－Ｒ２５０の本質をご存知のファンからは人気でしたが、ここまで問い合わせが殺到した事はありません。ちなみにＺＺ－Ｒ２５０の相場は、同じく人気のホンダ・ＣＢＲ２５０ＲＲ（ＭＣ２２）等に比べると半額程度とかなりお手頃感があります。もちろん固体の程度にもよるので一概には言えませんが、免許を取り立ての若い方等は１番手が出しやすい２５０ｃｃクラスではないでしょうか？当店でも何台もＺＺ－Ｒ２５０を販売していますが、購入されるオーナー様の平均年齢が１番若い気がします。そんなＺＺ－Ｒ２５０の反響が増えたと言う事は、若い方でバイクが欲しい方が増えたと言う事なのでしょうか？まぁ問い合わせが増えたからと言って、確実にすぐに売れてしまうと言うワケでもないので何とも言えませんが、欲しい方が増えれば売れる確率は高くなるのでご検討されている方はぜひ現車をご覧頂ければと思います。最近の在庫車の２スト率が増えて来たせいか、なぜかＺＺ－Ｒ２５０まで２ストだと思っている方がたまにいますが、ＺＺ－Ｒ２５０は４ストエンジンです。また、ＺＺ－Ｒ２５０はツアラーとして造られているので、高速巡航は最高レベルの気持ち良さと安定性です。２５０ｃｃクラスでツアラーと言うのはＺＺ－Ｒ２５０以外ほとんど存在しないので、現在では非常に貴重な存在となっています。ロングホイールベースとパワフルなエンジンで、快適なツーリングをどうぞ！

近日中に上記画像のカワサキ・ＫＤＸ１２５ＳＲとスズキ・ＴＳ１２５Ｒが入庫する事が決定しました！ＫＤＸ１２５ＳＲはもう説明の必要もないと思いますので、欲しい方はなるべく早めにご連絡頂ければと思います。ＴＳ１２５ＲはＫＤＸ１２５ＳＲに比べると若干知名度は低いのですが、実はこの２台は完全にライバル同士です。なぜか世間的には「２スト１２５ｃｃ最強は？」と言われると「ＫＤＸ１２５！」と答える方が多いのですが、ＴＳ１２５ＲもパワーはＫＤＸ１２５ＳＲと同じ２２馬力です。車重は一応ＴＳ１２５Ｒの方が７ｋｇくらい重いみたいですが、ほとんど差は無いと考えて良いと思います。しかし、この「１２５ｃｃ最強！」と言われる２台が揃うと、最後の１台のヤマハ・ＤＴ１２５Ｒも欲しくなりますね・・・ちなみにホンダ車の２スト１２５ｃｃ最強はＭＴＸ１２５Ｒの１８馬力なんでしょうか？もしそうだとしたら、１２５ｃｃ最強（オフロードモデル限定）と謳われたバイクがすべて揃うので、さらにＤＴ１２５Ｒが欲しくなって来ます・・・当然ですが、今回入庫の２台もこれからメンテナンスに入りますので、すぐに乗って頂ける状態になってのご案内です。最近は２ストロークの１２５ｃｃの人気は凄まじいモノがありますので、今以上の値段に値上がりする前に購入した方が良いかもしれません。その前に程度の良い２スト１２５ｃｃは、これから減る事はあっても増える事は無いので検討されている方は覚悟の上で探す必要があると思います。ちなみに上記２台は１～２週間以内に店頭に並ぶ予定ですが、お電話さえ頂ければその前にご案内する事も可能ですので興味のある方はぜひお電話でお問い合わせ下さい。

遅くなりましたが、ホンダ・ＭＴＸ１２５Ｒの販売が開始されました！今回の固体はまさにお宝と呼べるレベルの程度の良さで、走行距離はたったの８００ｋｍ！この年式でこの低走行距離だと放置車両だったケースが多いのですが、今回の固体はきちんと維持されてので新車と間違えるレベルです!当然機関も最高レベルでキック１発でエンジンが始動し、２ストロークエンジンらしいレブリミットまで軽々回るパワフルな走りが楽しめます。ちなみにＭＴＸ１２５Ｒは車両重量９９ｋｇと２スト１２５ｃｃのフルサイズクラスでは最軽量クラスの車重ですので、オフロード等での走破性能も最高レベルです。もちろんキャブのオーバーホール等の基本メンテナンスは完了しておりますので、購入後すぐにツーリングや林道アタックでご利用出来ます!「程度の良い２ストロークの１２５ｃｃを長く乗りたい。」とお考えの方はぜひお早めの現車確認をオススメします！ちなみに今後は１２５ｃｃクラスの免許の取得が簡略化される可能性が高いので、１２５ｃｃの相場自体が上がる可能性が高いです。しかも２ストロークエンジンは絶滅してしまっているので、さらに高値相場になる事が予想されますので検討されている方は早めに動かれた方が後悔しなくて済むと思います。６月はボーナスシーズンですので、そこに向けて今から準備されているお客様がたくさんいます。６月になると突然中古車市場の動きが活発になりますので、周囲の動きに慌ててしまって本来の自身の希望と違った買い物をしてしまわないようにご注意下さい！