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さて、ホンダが「排気量の異なるシリンダーで構成されたエンジン。」の特許を申請しているそうです。普通のエンジンだと4気筒、2000ccだったら1気筒500cc×4=2000ccなのですが、今回のエンジンは300cc+425cc+600cc+675cc=2000ccと言う感じでバラバラの排気量を組み合わせて構成されています。このバラバラの組み合わせによって何が良いのかと言うと、排気量の異なる燃焼室で構成すると休止するシリンダーの組み合わせにより多様性が出せるのです。例えば2気筒休止させたとしても、300ccと425ccを休止させる方が、600ccと675ccを休止させた場合よりもトルクが出せると言う感じです。詳しくはこちらをご覧頂けるとご理解頂きやすいかと思います。しかし、こんなぶっ飛んだアイデアを申請するとは「さすがホンダ!」と言う感じです。個人的にこのニュースを見て、楕円ピストンを思い出しました。
上記画像をご覧頂ければご理解頂けると思いますが、楕円ピストンとは普通のピストンを2つつなげた、文字通り楕円形のピストンです。何でこんな形にしたかと言うと「最大4気筒と言うレギュレーションを満たしつつ、2ストロークに対抗出来る4ストローク。」と言う事で開発されたようです。楕円ピストンエンジンはレギュレーションを満たす4気筒でありながら、8気筒と同じ32本の吸排気バルブ、8本の点火プラグとコネクティングロッドを持つのでショートストローク化による高回転化、バルブ数が多くなるために吸排気効率の向上等のメリットがあるようです。楕円ピストンエンジンを搭載したホンダ・NR500はレースで成績を残し、楕円ピストンの可能性を期待させてくれたのですが、F1同様にレギュレーションで禁止されてしまいレースから楕円ピストンは姿を消しました。レギュレーションをクリアするためのエンジンだったので、市販車への量産はコスト的にも問題が多く結果的には限定300台で発売された市販車のホンダ・NR750が最後となってしまいました。ちなみに楕円ピストンやNR500、NR750に関しては色々な説があります。今回は私が独自に調べたり聞いたりした事なので、本来の話と相違がある可能性がある事をご了承下さい。個人的なイメージですが、ホンダは車やバイク好きをワクワクさせてくれる妙なアイデアを現実にする事が1番多い気がします。最近は車やバイクに明るいニュースが少ないので、今後も頑張ってもらいたいです!
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