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先日、当店のお客様から愛車がエンジンブローしたとの連絡がありました。ブローしたのはヤマハ・セロー250で、完全にピストンが焼き付いてしまっている状態だそうです。「ヤマハの単気筒250ccがブローするなんて滅多に聞かないけど何で?」と思っていたのですが、内容を聞いて納得でした。まずこのセローは、当店が販売してからエンジンオイルの交換を1回もしていなかったそうです。販売したのが2年程前なので、エンジンオイルの状態は最悪だったと思われます。またそのようなエンジンオイルが最悪な状態で、このクソ暑い時期の高速道路をリミッター効かせながら限界走行を続けていたとの事でした。「高速道路のPAに入ってしばらくしたら、エンジンがまったく反応しなくなった。」との事でしたが、そりゃ当然です。むしろ、走行中にエンジンが止まらなかった事に感謝するべきでしょう。「前に乗っていた、スズキ・GSX1000Rではこんな事無かったんですが250ccってこんなモンですか?」と言ってましたが、排気量の問題ではなくメンテナンスの問題です。単気筒250ccで高速道路を走行するとなると、かなり高回転を維持する事になります。1分間に9000回もピストンが往復するのに、そのピストンを保護するオイルが最悪の状態だったら当然油膜切れを起こします。ちなみにこれが大排気量のバイクだと、高速走行でも回転数が低いのでトラブルの発生率は低くなります。オイルの状態が悪くてもアイドリングに近いような低回転で高速巡航が出来るパワーがあるので、トラブルの発生率は小排気量よりは低いと思います。当然ですが低回転だろうとアイドリングだろうと、汚れたオイルの状態でエンジンを可動させるのは避けた方が良いのでご注意下さい。これからどんどん暑くなり、愛車への負担は増す一方です。まだオイル交換を済ませていない方は、トラブルが発生する前にしておいた方が良いと思います。

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