先日当店お客様からご依頼頂いた、ホンダ・エイプのボアアップの作業が順調に進行中です。何でも最初は友達からタダ同然でもらったらしいのですが、エンジンの調子が最初から悪かったので思い切ってボアアップをしてサーキット用として使う事を決意したとの事。エンジンをすべてバラしたのですがシリンダーの中からピストン、カムシャフトまですべてがボロボロの状態でした。オーナー様の「いくら４スト５０ｃｃとは言え、さすがに遅過ぎる。」と言うコメントは正解だったようです。こちらはクランク等をすべて測定し、使える部品は再利用してから組み上げ、セッティングを出してお渡しする予定です。「ミニサーキットを速く走りたい！」とのご要望だったので、お馴染みの当店のプロライダーに思う存分仕上げてもらいます。ちなみにこの計画が上がったばかりの何も決まっていない段階で、「仕様は通勤最速？それとも峠最速？何最速でも出来るからオーナー様に聞いといて？」と聞いて来たくらいなのでかなり気合いを入れて仕上げてくれると思います。しかし、この人は何でも最速にしないと気が済まないのですね・・・「通勤最速」を初めて聞いた時は、中央線等の「通勤快速」とリアルに間違えてしまいました。ちなみに当店はボアアップやパーツの組み込みをまったくしない、「セッティングだけお願いしたい。」と言うご要望にも喜んでお応えします。勘違いされている方もいますが、セッティングは速くするだけではありません。「中低速のトルクをアップして、街乗りをもっと快適にしたい。」等と言う要望にも対応出来ますので、お気軽にご相談下さい。