そろそろドゥカティの新型モデルが発表になるみたいです。エンジンは１１０３ｃｃのＶ型４気筒でパワーは２１０馬力以上と言う、そこらの車を蹴散らすレベルのパワーになっています。そしてこの車以上のパワーを、軽自動車の２０％程度しかない車重のボディに載せるのですからそりゃ速いです。詳しい事は省きますが、新型モデルは当然とんでもないスペックを誇ります。しかし、私のように「バイクはデザインと楽しさ！」と言う人間には、そこまでスペックは気になりません。スペックよりもデザインが重要なのですが、新型よりも２モデル前のドゥカティ・１１９９シリーズの方がデザイン的に好きだったりします。ご存知のように、ドゥカティはモデルが古くなるととんでもない勢いで価格が落ちます。理由は簡単で「修理用のパーツがなかなか来ない。」と言う、イタリア特有のモノです。古いモデルになると、当然新車よりも故障する可能性は増えます。故障したままの状態で、パーツによっては年単位で愛車に乗れないのですから他のバイクに買い換えたくなるのは仕方ないと思います。しかし、私は別にバイクが壊れても他のバイクや車もありますのであまり気になりません。そんなワケなので、もうちょっと１１９９の相場が安くなったら愛車として迎えたいと思っています。私は業者ですし妙な技術を持つ仲間に囲まれていますので、「どうしてもパーツが来なかったら他のバイクとエンジンとか電装系載せ換えても楽しいかも？」等と気楽に考えています。外装は１１９９なのに、中身はホンダ・ＣＢＲ１０００ＲＲとかだったら欲しがるお客様が出て来ますかね？